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秋葉原通り魔事件

オタクの聖地と呼ばれる街中で惨劇が起きた。事件当日は歩行者天国でもあり、道路には沢山の歩行者。そこにトラックが突っ込んだから怪我人が出ないわけがない。片っ端から人を薙ぎ倒したトラック。それを運転していたのは自動車工場の派遣社員。

トラックが静止したと思ったら、下りてきた容疑者の手にはダガーナイフ。歩行者を追い回しては次々と殺傷していった。時間にしては一瞬のこと。しかし、現場にいた人間にとっては違う。きっと無限にも近い長い時間だったに違いない。救護に向かった人を後ろから刺したりするところも目撃されている。非常に残忍である。

しばらくすると彼の周りはすっかり静まっていた。多くの人は非難済み。残されたのは彼と倒れている死傷者だけ。攻撃対象を無くした彼は大人しく御用となる。彼の服が鮮血で真っ赤になっていたことから惨状の激しさが伝わってくる。そして道路に溜まる水溜りのような血液量。これが晴天の日中に引き起こされる事件だなんて思えない。

一体どうしてこのような惨劇を起こす必要があったのか。犯人はストレスが溜まっていたんだとか。適度の教育を受けてきながら派遣社員しかやれていない現状に満足いかなかった模様。それをどこかにぶつけたかったというだけ。それが偶然にも無差別殺人という選択に至ったというだけ。あまりに凶悪である。

2008年6月8日に東京・秋葉原で発生した通り魔による連続殺傷事件、加藤智大被告(当時、容疑者)の過去の生い立ちから、その素顔に迫る衝撃取材映像。
2008年 秋葉原通り魔事件 加藤智大被告の素顔

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