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行方不明の男児捜索に140万円を求める超能力者

バーレーン北部ムハラクにて。2007年7月10日を境に姿を消した男児。家庭内における問題は無かったという。失踪前は自宅前で遊んでいたという。当時3歳の男児が家出したとは思えない。仮にそうだとしても、その後の目撃情報が無いのは不自然だ。

事件性が高いと判断され、警察当局による捜査も始まった。そんな中、奇妙な人物が姿を現す。超能力者だと自称する女性だ。男児が生きていることを伝えた上で、140万円を要求した。それを対価として、探し出してやると言うのだ。新手の詐欺としか思えないわけだが、母親にとってはひとつなぎの希望だ。一時は本当に渡してしまおうとも思ったらしい。それを静止したのが夫だった。

先にも述べたように超能力者の言動には信憑性がなく、周囲の人間も警察も信じていない。母親の悲しみに付け込んだ行為であり、悪質だと考えられている。警察も協力を求めようとは考えていない模様。しかし引き続き捜査を続けるという。

母親は今も息子の生存を信じているらしい。改築した一室は息子の寝室として用意されており、無事に帰ってくることを待ち望んでいるとか。例え可能性が低いとはいえ、そういう心持ちになるのが母親だ。

江東マンション神隠し殺人事件

4月18日の夜、忽然と姿を消した女性。マンションに入ったのは監視カメラによって確認されていた。しかし外出は確認されていない。当時、神隠し事件としてマスコミが騒いでいた。玄関先に血痕や争った形跡がなければ、本当に神隠しとして闇に葬られていたかもしれない。

この事件に関わっていたのが同じ階に住んでいた男性。彼女を連れ去った犯人だ。彼は誰でもいいから性奴隷にしたかったんだとか。性的暴行を繰り返していれば、次第に従順になり、そして性奴隷と化すものだと信じていたらしい。彼女を拉致してきたものの、間もなく外が騒がしくなる。帰宅した被害者の姉が通報したのだ。警察官が彼の住まいにも情報提供を求めに来る。この時点で彼はヤバイと感じたようだ。そして彼女を解放するわけではなく、殺人することを決めたわけ。包丁で首を刺して殺害した。

その後は遺体をバラバラにし、トイレに流したり、ゴミ出しに含めるなど。巧妙な手段で警察からの目を逃れ、尚且つ遺体を全て処理した。犯人は完全犯罪を成したと思っていたのかもしれない。しかし、証拠を被害者宅に残していた。

犯人逮捕の決め手となったのが指紋である。一度目の指紋検査では彼は特殊な薬品を用いてパスに成功。しかし、日を空けて再検査したところ、指紋も元通りになっていて合致したんだとか。もう言い訳が出来ない犯人。逮捕が確定した瞬間だ。
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