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バーレーン北部ムハラクにて。2007年7月10日を境に姿を消した男児。家庭内における問題は無かったという。失踪前は自宅前で遊んでいたという。当時3歳の男児が家出したとは思えない。仮にそうだとしても、その後の目撃情報が無いのは不自然だ。
事件性が高いと判断され、警察当局による捜査も始まった。そんな中、奇妙な人物が姿を現す。超能力者だと自称する女性だ。男児が生きていることを伝えた上で、140万円を要求した。それを対価として、探し出してやると言うのだ。新手の詐欺としか思えないわけだが、母親にとってはひとつなぎの希望だ。一時は本当に渡してしまおうとも思ったらしい。それを静止したのが夫だった。
先にも述べたように超能力者の言動には信憑性がなく、周囲の人間も警察も信じていない。母親の悲しみに付け込んだ行為であり、悪質だと考えられている。警察も協力を求めようとは考えていない模様。しかし引き続き捜査を続けるという。
母親は今も息子の生存を信じているらしい。改築した一室は息子の寝室として用意されており、無事に帰ってくることを待ち望んでいるとか。例え可能性が低いとはいえ、そういう心持ちになるのが母親だ。