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盲導犬を事故死させたトラック運転手に294万円の賠償命令

2005年9月26日、静岡県吉田町の交差点にて発生した自動車事故。青信号の横断歩道を渡っていた視覚障害男性と盲導犬ラブラドルレトリバーがトラックにはねられた。男性は2ヶ月の重症、盲導犬は即死だった。ちなみに当時の盲導犬は無償による貸し出し中だったらしい。

その事故についての裁判が開かれた。盲導犬は社会的価値が高く、貴重な存在だ。そんな一つの命を奪われたことは日本社会において大きな打撃となる。育成費用だけではなく、育成期間も要されるため、トラック運転手には何らかの責任を負ってもらう必要があったわけ。中部盲導犬協会は600万円の賠償請求。裁判所が決定した賠償金は294万円だった。将来の活躍できる期間から算出した妥当な金額だという。

盲導犬ともなると頭が良い。自分だけであれば軽々とトラックとの衝突くらいは交わせるだろう。それでも避けなかったのは主人と一緒だったから。主人を置き去りにして逃げることなく、最後まで主人を守ろうとした彼女の事を忘れてはならない。
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